バンタム級 井上尚弥の戦績と強さの秘密を改めて分析してみた

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井上尚弥は、世界中から注目されるボクシングの世界王者であり、日本ボクシング界の至宝です。

バンタム級の絶対王者ともいえる井上尚弥ですが、簡単に軌跡を追ってみます。

井上尚弥はライトフライ級で世界王者になり、その後はフライ級を飛ばし、スーパーフライ級へ上げて世界のベルトを巻きます。

スーパーフライ級で7度の防衛を果たした後は、満を持してバンタム級へと階級を上げます。

階級をバンタム級に上げた井上尚弥は、鬼神のごとき強さ、まさに向かうところ敵なし、世界のスーパースターへの階段を着々と登っています。

今回は、バンタム級井上尚弥の圧倒的な戦績が誇る強さの秘密を、ボクシング経験者でもある当サイト管理人が改めて分析してみました。

井上尚弥の圧倒的な戦績

(引用元:https://www.bbm-japan.com/boxing/17272159)

井上尚弥は、日本ボクシング界の至宝であり、日本ボクシング史上最高傑作と言われています。

 

日本のボクシングの歴史においては、井上尚弥以外にも、数々のスター選手が誕生しています。

具志堅用高、ファイティング原田、勇利アルバチャコフ、辰吉丈一朗、長谷川穂積、内山高志…。

名選手たちはたくさんいましたが、井上尚弥は、そんな名選手たちを遥かに凌駕する才能と、実力を持っていると言われています。

 

井上尚弥の戦績は、18戦18勝(16KO)無敗(2019年10月現在)、なんと9割近いKO率を誇ります。

軽量級であるにもかかわらず、9割近くのKO率は脅威以外の言葉が見つかりませんが、特筆すべきは、世界戦でのKO率が9割を超えていることです。

世界戦のみの戦績が13戦13勝(12KO)…恐るべしモンスター。

 

 

世界戦の対戦相手は、世界王者か世界ランカーであるため、弱い相手なんて1人もいません。全員が強豪です。

世界戦に到達するまでは、KOを量産していたスター選手やハードパンチャーの選手でも、世界王者になったとたんにKO率がガクンと落ちる、なんてことはよくある話ですが、井上尚弥にとっては他人事のようです。

 

 

今はまだ20代という若き井上尚弥のボクシングロードは、これからもまだまだ長い道のりを歩んでいくでしょう。

井上尚弥のボクシングを生で観戦できる…井上尚弥と同じ時代に生きていることは、ボクシングファンとしてこの上ない幸せですね。

 

バンタム級井上尚弥の強さを分析

(引用元:https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2019/05/26/kiji/20190526s00021000508000c.html)

井上尚弥の強さの秘密を、私なりの視点で分析してみたいと思います。

 

圧倒的なパンチ力と当て勘

圧倒的なKO率から鑑みると、まず第一に「パンチ力が強い」ことが挙げられると思います。

確かに井上尚弥のパンチ力は、大橋会長も言うようにフェザー級でも通じるとのことなので、ハードパンチャーであると思います。

パンチ力というものは生まれ持った素質が大きいので、天性のパンチ力を備えているのでしょう。

しかしパンチ力が強い選手は、過去の日本人選手でもたくさんいました。

そうです。井上尚弥の強さの本質は、パンチ力ではありません。

 

どれだけパンチが強くても、相手に当たらなければ意味がないからです。

井上尚弥が、ハイレベルな世界戦で9割を超えるKO率を誇るのはなぜか、、、それは、圧倒的なパンチ力につけ加えて、相手にパンチを当てる当て勘が優れているからです。


精神力の強さ

私は井上尚弥を、田口良一と日本ライトフライ級の王座を争った試合からずっと見ています。

田口良一との激闘を制して、日本ライトフライ級王座を獲得した後は、東洋太平洋ライトフライ級王座を獲得し、世界ライトフライ級王者に挑戦します。

世界ライトフライ級戦においては、減量苦の影響もあり3R終了時点から左足をつってしまいます。

3週間前にはインフルエンザにかかってしまうなど、決して万全な状態ではない中で、「不屈の精神」で当時の王者と打ち合いの望みKO勝利をもぎとります。

 

「不屈の精神」と書きましたが、井上尚弥の強さの秘密の一つに、スーパースターが必ず有している「精神力の強さ」があると思います。

スーパーフライ級の6度目の防衛戦では、ボクシングの聖地であるアメリカで「初めて」試合を行いましたが、対戦相手には何もさせずに6RでKO勝利しています。

 

井上尚弥に緊張の二文字はないのでしょうか…。

初めてのアメリカでの試合は、環境の違いはもちろんのこと、ファンの熱量や、時差などが影響してくるため、普段通りのパフォーマンスができないんじゃないかと心配していましたが、全くの杞憂でした。

 

そして極めつけは、最近行われたWBSS準決勝でのエマニュエル・ロドリゲス戦です。

相手は過去最強の敵で、しかも開催地は日本ではなくイギリスのグラスゴーで行われました。

過去最強の敵であろうと、実力的には井上尚弥の方が上とは思っていましたが、過去2戦が共に1RKO勝利だったこともあり、世界中からの期待値が大きく高まる中、本人が受けるプレッシャーは相当なものだったはずです。

相当なものだったはず…でしたが、それすら杞憂でしたね。

ここぞという時に力を発揮できる、スーパースターが必ず備えている「精神力の強さ」、井上尚弥はそれすらも完璧に備えている…それこそが強さの秘密の一つと言えそうです。

 

大橋会長曰く、井上尚弥はどれだけ勝ち続けても決して天狗にならない、努力を惜しまないと話していました。

あの天才メイウェザーですら、試合に勝つためにはとことん練習をする「練習の鬼」でした。

スーパースターがなぜ勝ち続けることができるのか…それはどれだけ勝ち続けようとも、決して慢心しない心を持っているからなのかもしれません。

 

弱点がない

そして最後にもう一つ、以前にも書きましたが、井上尚弥の強さの秘密は弱点が何一つないということです。

圧倒的なパンチ力、相手にパンチを打たせないディフェンス、カウンターセンスなど…突出した武器はたくさんあるのですが弱点がまるで見当たらない…。

 

たとえば、かつての長谷川穂積や内山高志の試合は、両者共パンチ力があり観戦していてとても面白かったです。

彼らはとても強く、KOの山を築いてファンを魅了しました。

しかし、共に弱点があったため「その弱点を相手につかれてしまうんじゃないか」「一発大きなパンチをもらってしまうんじゃないか」と心配していたものです。

打ち合わなくていいところで打ち合いに行く長谷川穂積、打たれ弱さを持つ内山高志…そんな危うさを持つ両雄を、ドキドキハラハラしながら観戦したことを記憶しています。

かつての辰吉丈一朗や長谷川穂積は、強さと同時に危うい部分も併せ持っていたため、それが人気の秘訣でもあったように思えます。

 

しかし井上尚弥の場合は、相手を倒すことだけに集中し、それを粛々と遂行するため、ファンとしては安心して試合を観戦することができます。

危うさを持たないボクサー、それが井上尚弥です。

 

まとめ

井上尚弥の強さの秘密を素人なりに分析してみました。

力強いパンチ、強靭な精神力、弱点を持たない、、、これこそが井上尚弥の強さの秘密ではないでしょうか。

何はともあれ、彼の快進撃はこれからもまだまだ続くでしょう。

井上尚弥を応援する一ファンとしては、日本の英雄から、本当の意味で世界の英雄へと羽ばたいていってほしいですね。

 

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