井上尚弥VSノニト・ドネア 試合結果&感想 レジェンドの底力を見た

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2019年11月7日、さいまたスーパーアリーナにて、ボクシング世界バンタム級WBSS決勝戦、井上尚弥VSノニト・ドネアの試合が行われました。

ノニト・ドネアは、5階級制覇したレジェントボクサーですが、36歳とボクサーとしては明らかな下り坂を迎えており、試合前の下馬評でも井上尚弥が圧倒的有利でした。

 

私も試合前には、当ブログで予想をしていました。

井上尚弥VSノニト・ドネア試合予想 最強の相手を迎えてピンチか!?

2019.09.12

 

私の予想では、試合中盤に伝説の男ノニト・ドネアは、井上尚弥の右ストレートか左フックでマットに沈む…そう予想していたのですが…。

今回は、井上尚弥VSノニト・ドネアの試合結果と試合の感想を書いています。

井上尚弥VSノニト・ドネアの試合結果

(引用元:https://news.yahoo.co.jp/byline/miurakatsuo/20191101-00148663/)

井上尚弥が3-0の判定勝ちで、見事”レジェント”ノニト・ドネアを下しました。

ジャッジの採点は、116-111、117-109、114-113、3-0の判定勝ちでした。

ジャッジの1人は、114-113とわずか1ポイント差ということもあることから、今回の試合は「接戦」であったことを物語っています。

12R戦い終えたときには、判定を聞かずとも井上尚弥の判定勝利は間違いないと思っていましたが、井上尚弥が大ピンチに陥った9R辺りでは「判定まで行くと、負けもありえるかも…」と思ったほど、大激闘かつ大接戦の試合だったと思います。

 

井上尚弥VSノニト・ドネアの試合感想




いや~…。これぞ手に汗握ると言いますか…大激闘でしたね。

 

ドネアのタフネスさは重々承知していましたが、ドネアの年齢や、直近の戦いぶりを考慮すると、中盤辺りで井上尚弥のパンチに耐え切れずマットに沈むと予想していました。

今回の試合の感想を一言で言えば、井上尚弥がどうこうよりも「ドネアあっぱれ!」この一言に尽きます。

 

井上尚弥は、決して調子が悪いとは思いませんでしたが、WBSS決勝で、相手がレジェンドということもあり、やや動きが固くなってしまったのかもしれません。

解説席でも話していましたが、井上尚弥得意の「左ボディーブロー打ち」が序盤1発も放たれませんでした。

まあこれに関しては、動きが固いからということではなく、恐らく「ドネアのパンチを警戒して打てなかった」「ドネアが打たせなかった」のでしょう。

 

そして2Rには、伝家の宝刀左フックをまともに食らってしまい、目の上が流血…井上尚弥もやや効いたそぶりを見せ、キャリアで初のピンチらしいピンチを迎えることになります。

この時点においても私は、「一撃を食らったとはいえ、中盤までには、井上尚弥がノニト・ドネアを仕留めるだろう」という予想は変わりありませんでした。

しかし結果として、全盛期を彷彿とさせるドネアの素晴らしいテクニックとファイティングスピリッツにより、試合は判定までもつれることになります。

 

今回の試合で一つ気になったのが、両者の身長差です。

ドネアの方が身長が高いため、井上尚弥はパンチを打ちにくそうでした。

身長が高い相手と対峙する場合、パンチを打つときにどうしても顎が上がってしまうため、基本的には身長が高い方が有利になります。

身長は理由の一つに過ぎませんが、井上尚弥は私の当初の見立て通り、階級を上げるにしてもスーパーバンタム級が限界のように感じました。

 

さて、今回のノニト・ドネアですが、まるで全盛期時代にタイムスリップしたかのようなスピードと、切れ味抜群のカウンターを放っていました。

かつて、いく人もの対戦相手をマットに沈め続けた伝家の宝刀「左フック」が、今宵さいたまスーパーアリーナで完全復活していました。

左フックが空を切っただけで会場中がどよめくボクサーは、ノニト・ドネアを置いて他はいないでしょう。

”レジェンド”ノニト・ドネアは、最後の最後まで試合をあきらめることなく、若きモンスターに食らいついていった姿に感動された方も多いと思います。

ドネアは試合前に、「私が井上尚弥の壁になる」と話していましたが、まさにその通りになりましたね。

 

私は、戦前に「ノニト・ドネアはワンパターンな選手なので、井上尚弥としても読みやすく、それほど苦戦はしないだろう」という予想を立てていましたが、今回のドネアは極めて「老獪」でしたね。

序盤は、井上尚弥相手にグイグイとプレッシャーをかけて距離を殺す作戦を取ったり、時には、敢えて動きを緩慢にし、突如としてスピーディーなワンツーを放つ、など…とにかく今回のドネアの戦術は老獪だったと感じます。

老獪なうえ、スピードとパワーも全盛期に近いものを備えていたのでかなりの難敵でした。

 

さて、そんな難敵を打ち破り、見事WBSSの優勝を勝ち取り「1億円」という巨額のファイトマネーを手にした井上尚弥ですが、今回の試合で今後の課題が見えたかもしれません。

ドネアのパンチが思った以上に伸びてきたからだと思いますが、今回の井上尚弥は、いつもなら食らわないパンチを結構もらっていたことです(流血を差し引いたとしても)。

PFP上位のロマチェンコ、クロフォードや、全盛期のリゴンドーに比べると、ディフェンス面の甘い部分が露呈したと思います。

 

しかし、今回の大ピンチを乗り切れたのは、今後のキャリア形成の上でプラスになることは間違いないと思います。

 

井上尚弥VSノニト・ドネアの死闘は、ボクシング史に語り継がれる名勝負の一つだと思います。

 

インターネットとTwitterの反応



バンタムが限界だと感じた。
ネリ、テテ、ウーバーリとやったら負ける可能性あるかな。
リゴンドーとやったら完封されそう。

 

正直なところ、これで井上尚弥はさらに強くなると思う。

 

たった一試合の苦戦であれこれ判断してしまうのもね…。
とりあえず、今日の試合ではっきりわかったのは、井上は打たれ強くはないってことかな。 
ネリとの試合避けてもおかしくない。 

 

井上尚弥もドネアもただただ凄かった!

 

本人も苦戦したことがない所が不安だと言ってたから、 良い経験になったと思う。
これでまた一段と強くなる。

 

 

 

 

まとめ

私個人的には、大満足の試合でしたが、ネットの反応を見てみると酷評もありました。

今回は井上尚弥圧倒的有利の下馬評でしたので、この反応は致し方ないことかもしれません。

しかし、どんなスーパースターであっても、苦戦は必ず経験するものなので、これを糧にして更なる高みを目指してほしいと願っています。

 

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