井岡一翔VSマックウィリアムス・アローヨ 井岡が激闘を制す!? 試合感想

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井岡一翔とマックウィリアムス・アローヨの一戦が、2018年9月9日に米カリフォルニア州イングルウッドにて行われました。

スーパーフライ3と題された今回のイベントは、その名称の通りスーパーフライ級のトップ選手を中心としたイベントになります。

その他の対戦カードとしては、ファン・フランシスコ・エストラーダVSフェリペ・オルクタ、ドニー・ニエテスVSアストン・パリクテのカードが組まれています。

井岡一翔は保持していたWBAのフライ級タイトルを突如返上したり、2017年11月に結婚したばかりの谷村奈南と離婚寸前と報道されたりと、ボクシング以外でもゴタゴタがありました。

そして迎えた今回の試合ですが、アメリカという海外での試合にも関わらず、井岡一翔が強敵であるアローヨに97-92が2人、99ー90が1人の3-0の「大差の判定勝ち」で勝利を収めました。

その勝利は見事という他ありませんでした。

今回は井岡一翔VSアローヨ戦の感想を書いてみたいと思います。

 

井岡一翔が海外で試合を行った経緯

(出展元:https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/07/20/kiji/20180720s00021000213000c.html)

井岡一翔が今回アメリカで試合を行うにあたった経緯を簡単に記述します。

まず井岡一翔がタイトルを返上するに至った経緯についてですが、谷村奈南と結婚して堕落してしまった、などとネットなどでいろいろ言われていますが、根本的な理由としては、結婚が原因ではなく父親との確執にあると思います。

井岡一翔の父親である井岡一法は、井岡一翔が所属するボクシングジムの会長を務めています。

井岡一法会長は、2017年に週刊新潮から「脱税」や「診療報酬詐欺」の疑惑を報じられました。

その報道を知った井岡一翔は、父親である一法会長に大激怒したそうです。

 

それ以降父親とはほぼ絶縁状態となり、谷村奈南との結婚を機にジムのある大阪を離れて東京で暮らすようになりました。

世界フライ級のタイトル返上会見のときには、ボクシングの進退については明言しませんでしたが、その時点で、もしかしたらジムの移籍も選択の一つとして考えていたかもしれません。

しかしボクシング界では、ジム移籍の際には所属していたジムの承認が必要になり、それが不可能となると多額の移籍金が必要になってきます。

所属ジムの会長である父親との和解が難しいと考えた井岡一翔は、日本のジムから試合を行うのではなく、海外のジムに移籍して海外で試合を行うという選択をとりました。

今回の試合を行うにあたり、名トレーナーであるイスマエル・サラスと再びタッグを組んで望む海外戦になります。


井岡一翔VSマックウィリアムス・アローヨ戦

 

(出展元:https://boxmob.jp/sp/news/index.html?nid=22341&n=1)

井岡VSアローヨ戦に関しては、当初ブログに書くつもりはありませんでしたが、アローヨに完勝という結果が、私の中でかなり衝撃的だったので急遽書くことにしました。

マックウィリアムス・アローヨという選手はプエルトリコのボクサーで、2009年のアマチュア時代に、ミラノで開催された世界ボクシング選手権において金メダルを獲得しています。

2016年にはフライ級でローマン・ゴンザレスと対戦しますが、判定で敗れはしたものの、当時のパウンド・フォー・パウンドナンバー1であるローマン・ゴンザレスを大いに苦しめました。

2018年2月にはスーパーフライ級に階級をアップし、元スーパーフライ級王者であるカルロス・クアドラスと対戦し、見事2-0の判定勝利を収めました。

アローヨはパワーもスピードもあり、鉄壁のガードを誇る攻防兼備のボクサーで、まぎれもなく強敵です。

 

初の海外の試合で、そんな難敵に挑んだ井岡ですが、プライベートや父親とのゴタゴタなどから精神的にも負担がかかっていることを予想し、この試合は負ける可能性が高いとみていました。

しかしフタを開けてみれば、井岡一翔の完勝といえる内容の試合でした。

井岡一翔のボクシングは、よく比較される井上尚弥のボクシングとはスタイルが全く異なります。

具体的にどう違うのかというと、井上尚弥のボクシングは非常に躍動的で、スピーディーな左ジャブで相手を崩して、パワフルな左ボディーブローや右ストレートで相手を圧倒します。

対する井岡一翔のボクシングは、躍動感はそれほど感じませんが非常に基本に忠実なボクサーで、重心は低く構えて細かくリズムを刻み、一定の距離をキープしてコンパクトにコンビネーションブローを打ち込みます。

パンチが非常にコンパクトなので、見ている方としては「もっと派手で、相手を倒すパンチを打ってほしい」と思ってしまいます。

ただ井岡のパンチは、コンパクトに加えて非常に「多彩」「手数が多い」ので、相手からしてみればいろいろな角度からパンチが飛んできて、非常にやりずらいと選手だと思います。

 

今回のアローヨ戦でも躍動感はあまりなく、相変わらず基本に忠実でパンチもコンパクトに打ち込んでいましたが、コンパクトの中にもいつもよりも力強いパンチが見受けられました。

アメリカにおいては、相手を倒す試合を見せなければすぐに干されてしまうという傾向にあるため、アメリカ使用にスタイルを若干変更してきたように思えます。

井岡一翔は元々打たれ強くはありますが、相手にパンチを打たせないディフェンス技術も相当高いレベルにありますね。

井上尚弥の「距離ではずす」、「ブロッキングで防御する」、といったディフェンスとは違い、井岡一翔のディフェンスは「ヘッドスリップ」、「ダッキング」、「距離ではずす」、「サイドにステップワークして避ける」といった技術が多いですが、ブランクを感じさせず全くさび付いてはいませんでした。

井岡一翔の特徴の一つとして、通常は身体の向きを相手に対して斜めに構えますが、井岡一翔の場合はほぼ正面に向けて構えています。

こうした構えをとることによりバランスが良くなり、サイドのステップワークもスムースに行うことができますが、反面、前後の動きの幅が少なくなります。

要するに追い足や逃げ足が遅くなるので、唯一の敗北であるアムナット戦ではアムナットにアウトボックスされて完敗した経験があります。

 

井岡一翔の次戦はスーパーフライ級の世界戦とのことですが、ターゲットはシーサケットか?それともアンカハスでしょうか?

どちらも強敵で厳しい試合になることが予想されますが、いずれにしても、井岡一翔のこれからのボクサー人生を陰ながら応援しようと思います。

まとめ

今回は見事な試合内容で、私たちファンを楽しませてくれました。

是非とも4階級制覇を成し遂げて、将来的には階級を上げて、井上尚弥VS井岡一翔の夢の対決が実現することを、一ファンとして期待します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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