【ボクシング】 階級が違うとどれくらいパンチ力が違うのか?

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プロボクシングは、体重によって階級が細かく分かれています。

階級を細かく分ける理由として、体重差があると、パンチ力や耐久力が全然違ってくるからです。

1つ階級が違うだけでパンチ力が違うとなれば、当然減量をして階級を落とした方が有利になります。

しかし実際問題ただ落とせばいいというわけではなく、適正階級で戦う必要があります。

実際のボクサーを例にあげて記事にしてみました。

ボクシングの階級

▼プロボクシングの階級表です。

ミニマム級 47.62KG以下
ライトフライ級 48.98KG以下
フライ級        50.08KG以下
スーパーフライ級  52.16KG以下
バンタム級 53.52KG以下
スーパーバンタム級 55.34KG以下
フェザー級 57.15KG以下
スーパーフェザー級 58.97KG以下
ライト級 61.23KG以下
スーパーライト級 63.50KG以下
ウェルター級 66.68KG以下
スーパーウエルター級   69.85KG以下
ミドル級 72.57KG以下
スーパーミドル級 76.20KG以下
ライトヘビー級 79.38KG以下
クルーザー級 90.71KG以下
ヘビー級 90.719KG以上

現在プロボクシグの階級は全部で17階級あり、それぞれの階級に王者が君臨しています。

例えばミニマム級とライトフライ級の体重を比べてみます。

ミニマム級は47.62Kg以下でライトフライ級は48.98Kg以下となっていますが、その差は1.36Kgです。

たった1.36Kg体重が違うだけで、パンチ力は違うの?と思われるかもしれませんが、全然違うんです。

では軽い階級ではなく、重い階級で比べてみます。

重い階級になればなるほど、1階級の体重差はもう少しあります。

例えばミドル級とスーパーミドル級を比べてみると、ミドル級は72.57Kg、スーパーミドリ級は76.20Kgなので、この階級の体重差は3.63Kgです。

重い階級になれば1階級の体重差はかなり大きい差になります。

階級を上げてパンチ力が通じなくなったボクサー

ではそれまでハードパンチャーと言われていたのに、階級を上げたせいでパンチ力が通じなくなったボクサーをあげてみます。

 

長谷川穂積

長谷川穂積ですが、バンタム級(53.52Kg以下)王者時代はKOの山を築いていましたが、モンティエルに敗れた後でフェザー級(57.15Kg)に上げてからは、今まで倒れていたKOパンチを打ちこんでも相手はなかなか倒れてくれず、苦戦も多くなりました。

最後の試合は、スーパーバンタム級(55.34Kg以下)のタイトルマッチで見事世界王者に返り咲きましたが、長谷川穂積の適正階級はバンタム級だったと思います。

 

ローマン・ゴンザレス

ローマン・ゴンザレスはミニマム級(47.62Kg以下)で、当時王者だっつた新井田をKOで破り、WBAの世界タイトルを奪取しました。

その後はライトフライ級(48.98Kg以下)、フライ級(50.08Kg)と階級を上げていき、ミニマム級から3階級制覇を成し遂げました。

フライ級時代のローマン・ゴンザレスは、パウンドフォーパウンドのナンバー1に選出されるほどでしたが、スーパーフライ級に上げたとたんに今まで通じていたパンチが通じなくなってしまいました。

ローマン・ゴンザレスの適正階級はライトフライ級~フライ級だと思います。


階級を上げてもパンチ力が通じたボクサー

階級を上げてもパンチ力がそのまま通じたボクサーもたくさんいますが、パンチ力が増した選手もたくさんいます。

有名どころで例をあげてみます。

 

畑山隆則

WBA世界スーパーフェザー級(58.97Kg)王者になった畑山隆則ですが、スーパーフェザー級のベルトを巻いてからの活躍はイマイチでした。

年齢と共に身体も大きくなりますし、脂肪もつきやすくなるため、畑山の身体がスーパーフェザー級に合っていなかったのだと思います。

ラクバ・シン戦で衝撃的なKO負けを喫した畑山は、階級をスーパーフェザー級からライト級(61.23Kg)に上げましたが、階級を上げてからの畑山は非常にイキイキとしていました。

畑山の適正階級はライト級だったのだと思います。

 

井上尚弥

日本ボクシング史上最高傑作と言われる井上尚弥ですが、井上尚弥の場合も、階級を上げるたびにパンチ力が増しています。

井上尚弥が世界タイトルを取った階級は、ライトフライ級(48.98Kg以下)でしたが、相当無理して減量していたのでしょう。

 

減量苦の井上尚弥は、階級を一気に2階級上げてスーパーフライ級(52.16Kg)の強豪王者に挑み、予想を覆す2ラウンドKO勝ちで見事世界タイトルを奪取しました。

その後は更にバンタム級(53.52Kg)に階級を上げましたが、世界王者と元世界王者のどちらも、1ラウンドで秒殺KOしています。

井上尚弥の適正階級はバンタム級かスーパーバンタム級(55.34Kg)だと思いますが、更なる複数階級制覇が期待されています。

 

井上尚弥に関する記事です。

バンタム級 井上尚弥の戦績と強さの秘密を改めて分析してみた

2019.10.10

 

マニー・パッキャオ

マニー・パッキャオはご存知の方も多いと思いますが、今までのボクシング界の常識を覆したボクサーです。

一番初めに手にしたタイトルは、WBC世界フライ級(50.08Kg以下)王者です。

 

その後パッキャオはフライ級から2階級上のスーパーバンタム級(55.34Kg)王者に挑戦し、王者を圧倒してKO勝ちします。

当時かませ犬として王者側から呼ばれたパッキャオでしたが、とんでもないパンチ力とスピードで王者の全てを上回り圧倒しました。

 

スーパーバンタム級を制したパッキャオは、スーパーフェザー級(58.97Kg)、ライト級(61.23Kg)、ウェルター級(66.68Kg)、スーパーウェルター級(69.85Kg)と史上初の6階級制覇を成し遂げます。

フライ級から1階級ずつ順番にタイトルを獲得していたとすれば、8階級制覇となっています。

 

8階級は体重にすると50.08Kgから69.85Kgまでですが、普通に増量するだけでも無理ですよね(笑)。

パッキャオは例外中の例外ですが、実際の適正階級はライト級辺りだと思われます。

 

マニー・パッキャオに関する記事です。

パッキャオVSメイウェザー 全盛期の時に対戦していたらどっちが勝っていた?

2019.01.19

まとめ

ボクシングの世界は1階級違うだけで破壊力も耐久力もまるで違ってきます。

ですので、多くのボクサーは過酷な減量をしてなるべく小さい階級で戦おうとします。

しかしボクサーには適正階級というものが存在しますので、力が発揮できる適正階級で戦ってほしいものです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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