2019年1月の時点で、日本人のボクシング世界王者は7人います。
プロボクシングは主要団体がWBA、WBC、IBF、WBOの4つの団体があり、それぞれの団体には基本的に一人ずつ世界王者が存在しています。
(ただしWBAは、スーパー王者と正規王者の2人の王者が存在しています)。
ひと昔前は、日本で認められている団体はWBA、WBCの2つの団体のみとなっていましたが、最近ではIBF、WBOも日本で正式に認められました。
プロボクシングは4つも団体があってそれだけでややこしく感じますが、多いのは団体だけではなく、階級も体重によってかなり細かく分かれています。
今回は2019年、それぞれの階級に日本人のボクシング世界王者は誰がいるのか?の最新版をご紹介します。

ボクシングの階級

▼ボクシングの階級の表になります。
ミニマム級 | 47.62KG以下 |
ライトフライ級 | 48.98KG以下 |
フライ級 | 50.08KG以下 |
スーパーフライ級 | 52.16KG以下 |
バンタム級 | 53.52KG以下 |
スーパーバンタム級 | 55.34KG以下 |
フェザー級 | 57.15KG以下 |
スーパーフェザー級 | 58.97KG以下 |
ライト級 | 61.23KG以下 |
スーパーライト級 | 63.50KG以下 |
ウェルター級 | 66.68KG以下 |
スーパーウエルター級 | 69.85KG以下 |
ミドル級 | 72.57KG以下 |
スーパーミドル級 | 76.20KG以下 |
ライトヘビー級 | 79.38KG以下 |
クルーザー級 | 90.71KG以下 |
ヘビー級 | 90.719KG以上 |
ボクシングはミニマム級からヘビー級まで17階級とかなり細かく分かれています。
どうしてこんなに細かく階級が分かれているの?と思われるかもしれませんが、ボクシングは殴り合うスポーツですので、階級が一つ違うだけでパンチ力も数段違ってきます。
正式なボクシングの試合ではありませんが、最近ではキックボクサーである那須川天心が、元5階級王者であるフロイド・メイウェザー・ジュニアとエキシビションマッチをした結果、1ラウンドで合計3回のダウンを奪われてKO負けしています。
このエキシビションマッチは、ボクシング技術もさることながら、ウェルター級のメイウェザーと適正階級がスーパーバンタム級の那須川天心(当日は62Kgまで増量したようですが)では、階級が大きく違いパワーの差が歴然としていました。
バンタム級王者である井上尚弥がどこまで階級を上げることができるのか、ということが話題になっていますが、せいぜいフェザー級が限界じゃないかと思います。
階級を1階級上げるだけで今まで通じていたパワーが全く通じなくなるということは、ボクシングの世界では頻繁にあることです。
日本人の世界王者(2019年度版)
▼日本人の世界王者は下の通りになります。
2019年度注目の世界王者は?
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(出展元:http://blog.livedoor.jp/itsasportsworld/archives/13119111.html)
2019年度最注目の選手といえば、やはり井上尚弥をおいて他にはいないでしょう。
井上尚弥は現在WBSSのトーナメントに出場していますが、世界からの評価も高く優勝候補筆頭としてあげられています。
今年中には優勝者が決まりますが、井上尚弥は日本人史上最強のボクサーであると信じていますので、是非優勝をして更なる飛躍をしてほしいと思います。
個人的には、フィリピンの英雄マニーパッキャオのような伝説になってほしいと願っています。
井上尚弥以外の世界王者達もみんな20代と若く、今後も楽しみな選手ばかりです。
個人的に注目している選手は、WBOスーパーフェザー級王者である伊藤雅雪です。
スーパーフェザー級という階級で世界王者になること自体がとんでもない偉業ですが、そのタイトルを日本ではなく敵地で取ったというのですから驚きです。
伊藤雅雪の戦績を見ると、パンチ力がそれほどないように感じますが、試合を見る限りパンチも強くコンビネーションも多彩なので、最近になって倒し方を熟知してきているのかもしれません。
またライトフライ級には京口紘人と拳四朗の2人の日本人世界王者がいますので、統一戦になれば面白いと思います。
パワーの京口とテクニックと間合いの拳四朗の戦いになりますが、現時点では拳四朗が12ラウンド京口を捌き切って勝ちそうな感じがします。
まとめ
井上尚弥を筆頭に、日本人の世界王者が7人もいて盛り上がっているので、一ボクシングファンである私としては嬉しい限りです。
上にあげた世界王者はみんな、魅力的で強い選手ばかりですので、2019年もきっと盛り上げてくれるはずです。
2019年もボクシングが熱くなることを願って応援していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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