神童 那須川天心の強さの秘密とは!?ボクシング経験者が分析してみた

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那須川天心という天才キックボクサーをご存知でしょうか。

最近ではメディアにも多数出演して知名度がだいぶ上がってきたので、格闘技ファンでなくても一度くらいは耳にしたことがあるかもしれません。

那須川天心は、格闘技ファンの間では「神童」と呼ばれています。

たいていこのような大げさなニックネームである場合、名前負けしているケースが多くあります。

しかし那須川天心に限っては、まさに「神童」と呼ばれるに相応しい天才的な格闘技センスをもっています。

私は一応ボクシングの経験者ですが、ボクシング経験者から見たキックボクサー那須川天心の強さの秘密を分析してみたいと思います。

巷で噂になっている、那須川天心VS武尊(たける)については、

武尊(たける)VS那須川天心 戦ったらどっちが強い!?戦力を冷静に分析

武尊(たける)VS那須川天心、実現の可能性は? K-1は本当に最強なのか!?

こちらで記事にしていますので、よろしければご覧ください。

ボクシングの井上尚弥の強さについては、井上尚弥の強さの秘密は? 圧倒的な戦績をボクシング経験者が分析

こちらの記事も読んでみてください。


那須川天心の経歴

(出展元:スポーツ報知)

  • 名前:那須川天心
  • ニックネーム:神童
  • 生年月日:1998年8月18日生まれ
  • 身長:165cm
  • 体重:55KG
  • 戦績:24戦24勝19KO(キックボクシングのみ)
  • 獲得タイトル:第6代RISEバンタム級王者、BLADE FC JAPAN CUP -55KGトーナメント2015優勝、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王座、RIZIN KICK ワンナイトトーナメント2017 優勝

那須川天心はアマチュア時代から活躍しており、アマチュアの戦績は105戦99勝(37KO)5敗1分です。

アマチュアの獲得タイトルは空手全日本大会優勝、空手全世界大会優勝などなど・・・タイトルを総なめしていて、ジュニア時代から「神童」「ジュニアのパウンドフォーパウンド」と呼ばれ、当時から注目されていました。

天心は15歳でキックボクシングのプロデビューを果たしますが、わずか1年でRISEのバンタム級タイトルを獲得してしまうという怪物ぶりを発揮します。

 

天心はただ強いだけではなくその戦い方には華があり、観客を魅了することができる選手です。

パンチ、キック、どちらでもKOできるまさに天才キックボクサーとして知られています。

そしてあまりの強さのためキックボクシングではなかなか相手が見つからない中、2016年にはRIZINの舞台で「総合格闘技」に挑戦します。

2016年には12月30日に総合格闘技のデビュー戦を行いました。

天心は総合格闘技デビュー戦でKO勝利の後にマイクを持って「明日の31日にもう1試合どうですか?」と高田と観客に直訴するという前代未聞の行動に出たこともあります。

12月31日の異例の2連戦でRIZINに出場し、見事な1本勝ちを納めます。

まさに向かうところ敵なし状態の那須川天心ですが、その天心の強さを分析してみたいと思います。


那須川天心の強さを分析

那須川天心は今のキックボクシング界の中心にいる選手である、ということは分かっていただけたかと思います。

では那須川天心のどういった部分が優れているのか、ということについて具体的に考察してみたいと思います。

1.全ての機能が優れている

強い選手にもいろいろなタイプの選手がおり、例えば〇〇という選手はパンチ力は飛び抜けて強いが打たれ脆い、XXという選手はスピードがあるけれどパンチ力はそれほどでもない。

というような感じで、強い選手でも優れている部分があり、足りない部分もあるということが普通です。

しかし、那須川天心に限っては全ての機能が優れていて弱点が見当たりません。

パワー、スピード、ディフェンス、戦略、タフネス、スタミナ、格闘技に必要である全ての機能が、超ハイレベルな水準にあるといえます。

直近のスアキム戦やロッタン戦は相当苦戦しましたが、フィジカルで不利とみるやリングを回りながらアウトボックスできるのも、高い戦術があってこそできる芸当です。

天心の弱点をしいてあげるとするならば、やや身体が固いように感じられるところでしょうか。

2.コンビネーション全弾に威力がある

天心のミット打ちをユーチューブ動画などで見てもらえれば分かると思いますが、コンビネーションブロー全てに同等の威力があります。

分かりやすく解説すると、例えばワンツースリーのパンチを打つとします。

通常はワンツーは捨てパンチで、最後のスリーのパンチに威力を込めて打つのが基本です。

しかし天心のコンビネーションはワンツースリー全てのパンチが、通常のスリーのパンチの威力で打つことができます。

つまりコンビネーション全弾に威力があります。

3.絶妙なタイミングのカウンター

天心は自ら積極的に前へ出て攻めることもできれば、下がりながら戦うこともできますし、相手に接近して近距離で戦うこともできます。

そして全てのシチュエーションにおいてカウンターが打てるという技術をもっています。

接近戦であれば左ストレート、下がりながらであれば右フックを上手く合わせることができるので、相手からすれば隙がなさすぎてたまったものではありません。

カウンターパンチも絶妙ですが、蹴りの技術もすごいです。

今まで見たこともないような蹴りでKOの山を築いていますから、まさにコンプリートファイターといえます。

各関係者が那須川天心を絶賛

ボクシングジムの会長である大橋会長はインタビューで、

那須川選手は強いですね。ボクシングをやっても世界王者になれますね。これまで3戦目での世界王者というのが最速記録なんですが、それを破れるとしたら那須川選手がボクシングをやった時じゃないですかね。本人もやりたいんじゃないですか。

(引用元:http://number.bunshun.jp/articles/-/829848?page=3)

3戦目での世界王者記録を出した人物が、知る人ぞ知る「ワシル・ロマチェンコ」ですが、大橋会長は天心であればロマチェンコの記録を超えると言っています。

さすがにこれはリップサービス半分、本音半分といったところだと思いますが、大橋会長も天心のことを相当買っていることは間違いありません。

直近では、ボクシングの元世界王者である三浦隆司とスパーリングをする予定でしたが中止になってしまいました。その三浦隆司も天心のことを

「那須川天心はボクシングでもすぐに世界チャンピオンになれる」

と言っています。

実績ある人たちの発言ですから、天心のボクシングセンスは既に世界トップレベルにあるといっても過言ではないと思います。

個人的にも、那須川天心は今後総合格闘技に挑戦していくよりも、ボクシングに挑戦してほしいと願っています。

最後に

那須川天心は格闘技界に突如現れたスーパースターであり天才キックボクサーです。

今では新生K-1も立ち上がり、武尊を筆頭にキックボクシング界が盛り上がりを見せています。

天心は今までのキックボクシング界の殻に閉じこまらず、これからはいろいろな可能性を広げていってほしいと思います。

個人的にまずは天心VS武尊戦を実現してほしいですけどね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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