山中慎介、ルイス・ネリに再戦でTKO負け ファンや関係者から怒りの声

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3月1日に山中慎介VSルイス・ネリのボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチが行われました。

結果はルイス・ネリが2ラウンド1分30秒TKO勝ちを収め山中を下しました。

ルイス・ネリは1ラウンドで早くも山中からダウンを奪い、続く2ラウンドでは3度のダウンを奪ってのTKO勝利です。

山中はリベンジならずで敗れてしまいましたが、この試合の経緯が物議を醸しだしています。

ルイス・ネリが犯した行為は、ボクシングを冒とくしていると言わざるを得ない許されざる行為でした。

試合の経緯

出展元:http://www.hochi.co.jp/sports/boxing/20180105-OHT1T50103.html

前回のタイトルマッチは、山中慎介がチャンピオンでルイス・ネリが挑戦者という立場で行われました。

山中が敗れたあとに、WBCがネリに対して禁止薬物陽性反応を発表しました。その薬物とは筋肉増強剤に酷似したジルパテロールという物質を検知したとのことです。

しかしWBCはネリに対して「処分なし」との判決を下し、今回の再戦にいたります。

今回は前日の計量時に山中慎介は1回で計量をパスしましたが、なんとルイス・ネリは2.3キロオーバー、再計量でも結局規定の体重には届かずリミットをオーバーして王者剥奪となりました。

正直2.3キロもオーバーして計量にのぞむということは最初からリミットに合わせる気がないとしか思えません。

過酷な減量をしてきた選手と、適当に減量をしてきた選手とでは動きに明確な差が出ることは当然のことです。

このことに関して総合格闘家の青木真也が、

  • 「外人ボクサー(ルイス・ネリ)が叩かれてるけど勝ったやつが正しい」
  • 「嫌なら戦わなければいい」
  • 「怒るのはいい。けど認めてやるべきだし強かったでしょ。それをくさすのは違うだろってはなし」

などと発言しています。

とても同じ格闘家の発言とは思えません。ボクシングはルールがあるスポーツです。ルールを破った人間は叩かれて当然だし、それ相応の処分を受けるべきです。

「嫌なら戦わなければいい」なんていう子供のような考え方が通用しないことは、青木自身も格闘家として興行に出場している身なので理解できると思いますけどね。


試合内容

私は今回の試合予想は

山中慎介VSルイス・ネリ 2018年3月再戦!? 試合展開の予想

こちらの記事に書いています。

強かった頃の山中慎介が戻っていれば問題なく勝てる相手と書いていました。

1ラウンド序盤の山中は右ジャブが前回よりキレていましたので、調子が良さそうだなと感じていました。

山中は自分の距離を支配しているときは無類の強さを発揮しますが、最近の山中は距離を潰されると結構パンチをもらう場面が増えています。

山中の体が温まっていないときに、ネリに一気に踏み込まれて最初のボディーの連打からの左のフックで効いてしまいましたね。

ネリの動きは減量をしていないせいなのか、それともこれが本来の動きなのかはよく分かりませんが、元気いっぱいといった感じでスピードもパワーもありました。

私の中では山中慎介は打たれ強いという印象でしたが、今回の山中は相当打たれもろかったです。

ネリのパワーもすごかったですが、山中は右ジャブのカウンターで倒れるような選手ではなかったはずです。

山中の敗因は、自身の減量、年齢による衰え、そしてネリが前試合で山中に勝ったことにより自信がついた、などいろいろと考えられると思います。

そしてネリが本当に強いのかどうなのかは、この試合だけではよく分からないというのが正直な感想です。

試合後

(出展元:https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/03/01/kiji/20180301s00021000329000c.html)

山中慎介は試合後の記者会見で引退することを発表しています。

山中本人の気持ちを考えると非常にやりきれないと思います。負けて引退するにしても、ルールに基づいて正々堂々戦って引退したかったでしょう。

非常に後味の悪い試合でした。

現状のボクシング界は、このような体重超過がいたるところでまかり通っているのが事実です。

しかし今回はネリの行為に対してWBCが重い腰を上げました。

WBCはルイス・ネリに対して、ファイトマネーの70%を凍結し無期限資格停止処分を下しました。ボクシング団体はWBCだけではないので他団体では試合ができますが、ネリは特別人気選手というわけでもないので今回の行為により他団体でも試合ができない可能性があります。

今回の出来事に対して、元世界チャンピオンや現役世界チャンピオンは以下のようなコメントを出しています。

  • 内山高志
  • 「山中ほんと残念。こんな体重超過野朗、倒してほしかった」
  • 「ボクサーは相手が体重オーバーしても試合しないと興行が成り立たないから試合するしかないんだよね」
  • 長谷川穂積
  • 「結果的に体重超過の影響があったことは明白だ。ネリは明らかに前回より力強さがあり減量苦がなかったと感じた 」
  • 「ネリ選手の行為はボクシングという競技に対する冒とくだと思っている」
  • 村田諒太
  • 「ボクサーは試合が終わった後にどっちが評価されているか。勝った負けたじゃない 」

というようなコメントを出しています。

試合後に会場からは「井上尚弥と戦え」という声もあったようですが、個人的には見てみたい気持ち半分、このような選手とはかかわってほしくないという気持ち半分ですね。

井上尚弥なら勝てると思いますけどね。

最後に

試合内容は置いておいて非常に後味の悪い内容でした。

山中慎介は納得いかないかもしれませんが、一ファンとしてたくさんの感動をありがとうと言いたいと思います。

山中さん、長い間本当にお疲れ様でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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